iPhoneのアップストアで「広告ブロッカー」(Mayo Donburi)というアプリが急に人気が出てきて気になったので、性能比較を行いました。
使ったのは、有料コンテンツブロッカー3種類(280,広告ブロッカー,Adバスター)です。
比較にはソーシャルフォロワー数の多いサイト(ソース:prtimes)を使用しました。具体的には日経新聞、モデルプレス、livedoorニュース、朝日新聞、response、spotlight-mediaの7サイトのトップページと個別記事を使用しデータ通信量を計測しました。(14サイト × 3アプリ,元データの56回計測しています)
データ通信量の結果は、280blockerが51%減、広告ブロッカーが32%減、Adバスターが30%減となりました。
「広告ブロッカー」ですが、10月下旬にブロックされるものが大幅に増え、それに伴って必要なサイトまで表示されなくなることが増えましたので使用はおすすめしません。
動作から想像するに、ほとんどが単純にAdawayJPとhosts2chを変換しただけで、細かな修正やアップデートはしていないように見えます。(11月に追記・修正)
「広告ブロッカー」の感想ですが、ブロック性能は平均的、機能も非常にシンプルなアプリで、広告ブロックを初めて使う方には良いアプリと思います。
空白スペースが残ったり一部の広告が消えていないなどの欠点はありますが、調べた範囲では誤爆(必要なコンテンツをブロック)はほぼなかったので、安心して使えます。
コンテンツブロッカー対策しているサイトの大半も問題なく見られますし、不具合の少なさが長所と思います。(11月に削除しました。)
280blocketと比べると、280blockerの方がサイト表示が速く、広告がさらに消えますので、280blockerへ乗り換えをおすすめです。(そりゃ作者ですし)
ちなみに「広告ブロッカー」でブロックしているものは280blockerでもほぼすべてブロック済みですので、280blockerに「広告ブロッカー」を追加する意味はありません。