280blockerアプリを利用の方には関係のない話です。
それ以外の方へは大事な変更です。
URLの変更について
ダウンロードページで配布しているファイルのURLが変更となります。これまでのファイルに全て6桁の年月を挿入します。
例えばfilter.txtは、filter_xxxxxx.txtとなります。2020年10月ですとfilter_202010.txtのように変更します。
基本的に月に1回更新となります。月末と1日にのみ更新します。iOSアプリのブロックルールの更新は適宜行いますが、その内容は次の月の1日に反映されます。
前月・来月の分も一部読めることがありますが、更新がされない事もありますので、基本的に当月分を見てください。
また従来のURLは消しました。また、nanj Adguard wikiのルールとのミックスルールですがこちらも提供を中止しました。最近は更新も止まっているようですし、わざわざ1つのファイルにして提供する必要性が下がってるかなと思うためです。
何故変更?
280blockerのファイルは以前は日付入りURLで配布していました。途中から日付なしへ変更しましたが、再び戻すことになりました。
大きな理由は配布しているファイルをリミックスされたり、再配布されたり、商用利用されたりいろいろ面倒な事が多く、この対応に時間を割くのも面倒で簡単に解消したかったからです。
どうもファイルのURLだけが独り歩きしていて、誤った利用をされている方々はファイルの中身やライセンスなどを確認せずに利用されているようでしたので、その対策です。
原因となったサービスの1つはNextDNSです。商用サービスでは利用してほしくないので2019年12月から何度も問い合わせをしましたが、まともな返答がなく困った状況になりました。内容に乏しい返答はきたことがあるので相手にはメッセージは届いているようです。NextDNS自体は他にはない面白い試みだとは思っているので、このような事になって残念な気持ちです。
対抗策として最初に思いついたのがNextDNSが利用している280blockerのファイルでNextDNSをブロックすればさすがに対応してもらえるかと思い、相手方に事前に連絡しgithubでもお伝えした上でNextDNSのサービスドメインをブロックファイルに記載し、その理由の説明も書きました。ただこれはよくないとユーザから指摘を受け、私自身も確かにそうだと反省しましたのでブロックするのは中止しました。
現在も明らかな不適切な利用を行っている2か所と連絡をしていますが、こういう問い合わせってとても面倒な事でできれば避けたいと思っています。
今は、空いている時間があればDNSサーバーのお勉強とその改善に集中したい時期です。
ということでURLを定期的に自動的に更新する事にしました。
ユーザーの対応方法について
1つのURLは3か月使えますので、手作業で定期的にURLを作成して利用してもらっても良いかと思います。またお使いのシステムで日付を入れたURLを自動的に作る方法があるかと思いますのでそれらを利用していただいても良いかと思います。
iOSでしたらショートカット利用して年・日を入れたURLを作成できるかと思います。Linuxでunboundで利用されていてcronで更新されている場合は、dateを追加するだけなので簡単かと思います。AdguardHomeを利用されている方はAdGuardHome.yamlの設定ファイルに直接日付入りURLを書き込んでサービスを再起動すれば自動化できるかと思います。その他のOSもおそらくある程度自動化できるかと思います。
少々お手間を取らせますが、申し訳ありません。これでも無意味ならまた改めて考えます。
ライセンス変更しました
CCライセンスがよくないとの指摘を受けましたので、ライセンスを変更しました。著作権法で認められている範囲内の私的利用のみ許可としました。商用利用や再配布は禁止である事も明記させていただきました。